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2009年10月22日

日本一になったビール「ニヘデビール」

日本一になった金賞受賞のニヘデビールとは!


第14回インターナショナルビアコンペテーション2009(国際ビール大賞)で

ニヘデビールのハードが金賞、ソフトが銀賞を受賞しました。

インターナショナルビアコンペテーションとは日本地ビール協会が主催して

毎年行われているビールの品質のコンテストです。

85種類のビールカテゴリーに分かれてそれぞれのカテゴリーで

優劣が競われますが品質がそのビールの種類に合致して

尚且つ国際基準で審査されて最高水準に達したものしか

金賞は授与されません。

つまり、応募しても入賞はおろか金賞もない場合もあります。

ハードが金賞を射止めたということは、

日本でのアルトビール(ビールの1つのビアスタイル)の中で


日本一になったということです。


ここで、日本一になった「ニヘデビール」を詳しく紹介します。

日本一になったビール「ニヘデビール」
 賞状を持つ二人のビアジャッジ(左:具志堅、右:糸数)


○ニヘデビールは沖縄生まれの地ビール
 このビールを発酵の仕方で大きく別けると上面発酵の酵母入り
 のエールビール(大手ビールは下面発酵のラガービール)です。 
 13世紀頃のドイツで製造されて、冷凍機が開発前の昔ながらの
 手作りで製造されているビール
 ドイツでは現在も地酒として製法は受継がれて呼称は守られて
 います。このドイツ系の地ビールを日本人向けに改良して杯がい
 けるタイプにしたのがニヘデビールです。つまり、沖縄生まれの
 少量生産の味に拘った品質重視、健康重視の地ビールです


○ニヘデビールのタイプは2種類 
 ニヘデビールのソフトタイプ(ビアスタイル:ケルシュー)は琥珀色、
 味にキレ、少し苦味があり、炭酸ガスがきいて凄く爽快感があり
 魚料理におすすめ。ハードタイプ(ビアスタイル:アルト)は赤褐色、
 味にコクと苦味がある。苦味は味のコクにマスクされている。
 芳醇で炭酸ガスが程よく溶け込んでおり肉料理におすすめ。

○ニヘデビールの3つの拘り
 ニヘデビールは、3つの拘りで組み立てられております。
 それは商品名、原料、作り手の3要素です。
 商品名は一般公募で県産をよりイメージできる方言から命名。
 沖縄の方言でありがとうを「にふぇーでーびる」といいます。
 原料の水は日本名水100選に選ばれた長寿の水を使用。
 最後に作り手がビールのソムリエに該当する「ビアジャッジの認定」
 を受けた職人2人が丹精込めて製造した拘りの地ビールです。
 その努力の結果、インターナショナルビアコンペテーション連続受賞、
 ワールドビアカップ受賞という名誉に輝きました。

○ニヘデビールの旨さへの拘り
 そのビールの味と品質の拘りは、
 生きた酵母菌がろ過されないまま自然にビールの中に入っており、
 旨味成分を造る酵母を抜き取らないでビール本来の味、香りを堪能
 してもらいたい、ビールが持っている健康面の機能性を生かしたい
 という思いがそこには込められています。
 生きた酵母菌が入っているために、常に要冷蔵で賞味期限が短い
 商品として、マイナス要素のように聞こえるかも知れませんが、
 そういった手間や、気遣いを経て味わうことができるのが地ビールの
 楽しみ方です。 「製造したてで、抜群の旨さ」。ビールは生きている
 飲み物であり、それを常においしい状態で提供したいのが
 製造者としての拘りです。

 以上が、ニヘデビールです。
 ニヘデビールに関するご質問は、ビアジャッジの2人が直接お答えいたします。
 お問合せは下記のメールかフリーダイヤルでお願いします。
 *the-osake@gyokusendo.co.jp
   フリーダイヤル0120-710-611

  
 



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